通にはたまらない大宮盆栽美術館

美しい日本伝統の盆栽の世界を垣間見る・・・大宮盆栽美術館とは

大宮の盆栽村に近接して作られている大宮盆栽美術館は、優れた盆栽の名品がずらり勢揃いしている、盆栽好きにはたまらない美術館となっています。
その他に鑑賞石、盆栽用の植木鉢の盆器、盆栽が絵の中に出てくる浮世絵などの絵画作品、盆栽の歴史や民族資料などを収集し公開している美術館です。
盆栽はさいたま市が伝統産業として指定している事もあり、その盆栽の深い歴史と文化を広く内外に発信することを目的としています。

盆栽は古くから様々な伝統や技芸にもかかわっており、その歴史を理解でき、様々な深い調査や研究から得た高度な成果をここに展示しているのです。
非常にわかりやすく公開されていますし、講座、講演会などの普及事業も行われており、盆栽を深く知る事が出来る非常に素晴らしい要素を持った美術館となっています。

またさいたま市には鉄道博物館という知名度の高い博物館がありますが、その博物館と並び、市民も内外の方々も、盆栽の美しさ、歴史、その素晴らしさに気軽に触れてもらうための場所としても意味を持っている場所です。
これから盆栽をやってみたいという人、興味をお持ちの方、またただ眺めるのが好きという人にとっても、新しい発見がある美術館だと思います。

盆栽博物館を心いくまで楽しむために

盆栽博物館に行く前に、盆栽のみて楽しむ方法を理解しておくとより一層盆栽の奥深さを理解でき、楽しめる要素となるはずです。
盆栽は全体をみて楽しむという事のほかに、根、幹、枝、葉などを部分的に見る事でも楽しめます。

根は張り具合がポイントで、長い歳月の経過した盆栽の根は太く大きく土を掴み、しっかりと根をはり、生命の強さを表しているのです。
八方根張りが最も理想的といわれています。

幹は立ち上がりにポイントがあり、樹木を支える幹がどのように立ち上がっているかによって、また幹の肌質によってもよさを理解できるようです。
松などの盆栽では、年月を経過し重なるようになった肌が実に魅力的といわれています。

枝振りも盆栽をみる時に重要な要素となっていて、大きな枝がバランスよく配置され、忌み枝と呼ばれる余計な枝がない事がよい盆栽の特徴です。
冬場、落葉した盆栽の場合には、細かく分かれている枝がどれほど美しいかという面をみると盆栽のよさがよくわかるといいます。

最後に葉ですが、盆栽の印象を大きく左右する部分です。
松、紅葉等によってそれぞれに個性をもっているので、その個性がいかに美しく構成されているかをみます。
赤く紅葉する「もみじ」は、季節の移り変わりをみる事が出来、こうした葉のよさを理解することも盆栽の見方として知っておきたいところです。